経理業務代行のメリット

法人であれば、「経理の仕事を専任で行っているため、属人化している」、「長年働いていた経理担当が退職する」、「急に経理担当者が休職する」、「経理人材の採用が難しくなっている、採用で来たとしても定着しない」、「M&Aで買収した子会社に経理担当者がいない」、「社員は出来るだけ、プロフィットセンターに配属したい」、個人事業主の方は、「事業そのものに専念して、煩雑な経理処理などの事務作業は外注したい」、等の悩みごとはないでしょうか。

これらの問題は、経理業務代行(アウトソーシング)で解決出来ます。

例えば、アウトソーシングをすると、次のようなメリットがあります。

1.人件費の削減

経理業務は、年間での繁忙期、閑散期がありますが、月単位で見ても、一般的に月初は月次決算、下旬は支払業務で忙しいが、月中は比較的業務が少なかったりします。

アウトソーシングは、依頼者の繁忙な時期に合わせて、月初の月次決算のみ、給与や取引先への振り込みの手前のみの稼働、請求書の発行業務や立替経費の精算業務支援のみ、と言ったスポット対応により、必要なタイミングで必要な分だけ業務をスポットで依頼出来るため、フルタイム社員を雇用するより人件費を減らすことが可能です。場合によっては、作業系の付加価値の低い業務は委託し、分析系の付加価値の高い業務は依頼者の社内リソースでの対応することも可能です。

2.採用コストの削減

経理担当を自社で雇用する場合は、人材紹介会社を利用すると、想定年収の何割、という形で採用コストがかかります。

昨今では転職のし易さ、意識の変化により人材市場の流動化が進んだことで、社員の平均在籍年数は短縮化傾向にあると言えます。そのような中、頻繁に人材の出入りが多い企業様にとって、採用コストばかりがかさむことになりかねません。 その点、アウトソーシングであれば、アウトソース元での人材の入れ替えはあっても通常はアウトソーシング先で採用コストを賄うため、直接的には採用コストはかかりません。また、アウトソーシング元の会社では、それぞれ独自の社員定着の仕組、ノウハウを有するものと考えられます。

3.引き継ぎ、教育コストの削減

自社で社員を雇用する場合は、原則として引き継ぎ業務に係る重複期間の人件費、スタッフの経験値次第では新たな業務知識を教育するためのコストがかかります。アウトソーシングであれば、委託する業務に適した経験・スキルを有するスタッフを抱えており、またスタッフの教育コストはアウトソース元でまかないますので、一度依頼すれば、アウトソーシング後のアウトソーシング会社内での担当者の入れ替えによる引き継ぎコスト・教育コストが直接かかることはありません。また、依頼側での雇用管理、福利厚生は不要といったメリットもあります。

4.本業に専念できる

個人事業主の方で、管理系の業務部門出身者の方でないと、管理系の事務作業は馴染みがなく勝手が分からないものです。例えば経理であれば、銀行取引、請求書、領収書等の記帳等、日々の経理業務から解放されます。そのため、そのリソースを本業に専念できるようになります。

弊事務所では、経理業務のアウトソーシングだけでなく、会計士や税理士も所属していますので、節税などの税務相談、税務書類の作成、資金調達時の事業計画書の作成支援と言った、幅広いサポートを提供することが可能です。経理業務のアウトソーシングにご興味がございましたら、是非一度、幣事務所へお気軽にご相談下さい(初回ご相談は無料です)。